朝は降ってなかったけど、帰りは雨が降ってて愛車(チャリンコ)で帰れないので、駅に愛車を置いて、バスで帰る事にした。

バス停に並んだのはマリが1番!と思いきや、バス停に寄りかかった黒い人。。。傘を杖にして立っていた。雨が降っていたので、びしょぬれだ・・・
最初コジキかと思ったら、マリと同じバスを待っているおばあちゃんだった。

バスが来る・・・

おばあちゃんは頑張ってバスに乗ろうとする。
足が不自由らしい。ロングスカートをはいていて、なおさら足が上がらない。それでいてバスのステップは結構高いので、おばあちゃんは無言で頑張ってる。。

おばあちゃんの次に並んでいた私は、戸惑った。
助けるべきか、見ててあげるべきか・・・
助けたほうが良かったのだろう。。でも行動に移す事が出来なかった。 鼓動が激しかった・・
ドキドキするぐらいなら助けてあげれば良いのに・・今はそう思うが、当時の自分は1歩も動けなかった・・・
私の後ろに並んでいる人たちは
「まだ乗れないの? 足上がってないじゃない」
「乗るのにこんなに苦労してちゃ、降りれないじゃないねぇー」
などと、言っていいるのが聞こえて、腹立たしさを覚えた。
でも、結局マリはなにもしてない。ただ見守るだけ・・・

結局、バスに乗らない通り掛かりの人の助けにより、おばあちゃんはバスに乗ったのでした。

続いて、ほかの人たちも乗る・・・
着席したマリは、悔しさのあまり涙がボロボロ止まらなかった・・・
そして、おばあちゃんが降りる時は助けてあげよう!そう誓ったのでした。

マリの降りる2つ手前のバス停でおばあちゃんは降りようとしました。
よし!助けてあげる。 そう思ったんだけど、足が固まって、動かない。。。 
コブシをぎゅーーっと握って、歯を食いしばって下を向いて時間が過ぎるのを待った。

結局なにも出来なかった・・・

バスを降りてとぼとぼ家に帰る。
バスの中で悔しいと思って流した涙は嘘だったの?
結局はなにも出来なかった私は、たから見たら、文句を言っていた、おじさんおばさん立ちと同じ部類なの?
なんであの時助けてあげることが出来なかったの?

そして、今度同じバスに乗り合わせたら助けてあげようと決心したのでした。



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